土の下で育まれていたもの。〜いちごと根っこの世界〜

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去年、プランターに植えたいちご。

本を参考に試行錯誤。

でも収穫できたのは、たったの2個くらいでした。

「やっぱり難しいのかな」

そんな風に思いながらも、軒先で冬を越させることにしました。

海辺の街。冬は、時に厳しい強風が吹きつけました。

冷たい風にさらされ、じっと丸まっているような姿を見て、心の中で「大丈夫かなぁ」と心配な毎日。

ところが、春の訪れとともにその姿は一変しました。

今、プランターの中は驚くほどの活気にあふれています!

あんなに小さかった株が、去年とは比べものにならないほど元気いっぱいに葉を広げ、真っ白な花を次々と咲かせています。そして、その根元にはたくさんのかわいらしい実が。

さらに驚いたのは、一緒に植えていたチャイブ。

冬の間は姿を消していたのに、まるで「待ってました!」と言わんばかりに、
またいちごのお隣からひょっこりと顔を出してくれました。

去年よりも、ずっと力強く。

その姿を見ていると、ふと「根っこの世界」に想いが馳せります。

地上部が枯れているように見えたあの冬の日も、土の中では根がしっかりと張り、春へのエネルギーを蓄えていたのか。
目に見える結果(収穫)だけがすべてではなく、休んでいるように見える時間にこそ、本質的な成長が起きているのかもしれない。

「こんなこともあるんだ!」

植物たちが教えてくれた新しい発見。

去年の「2個」があったからこそ、今年の豊作がより愛おしく、力強く感じられます。

自然のサイクルは、いつも想像を超えた学びを届けてくれますね。

これからの色づきが、ますます楽しみです。

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