やりたいこと、たくさんある。
海苔小屋DIYをすすめているし、ピザ釜も作ってみたい。
子どもたちと車中泊旅もしたいし、海で魚やウミガメと泳げたら最高!
庭ではビオトープも作ってみたいし、
ツリーハウスがあったら…なんて夢まで広がってしまう。

私たちは、やりたいことであふれてる。
でも、そんな時セットで考えてしまうのが
「お金」のこと。
「やりたいけど、お金が…」「余裕があったらなぁ」って。
だから、お金さえあれば全部できるのかな?って思ってた。
そんな時に読んだのが、
『君のお金は誰のため』という一冊。
この本を読んで、ガツンときた。
お金があるからやりたいことができる、
それも一理あるけど、
本当は「お金の向こうにいる人」の存在でできるんだと。
例えば、DIYに必要な木材。
それを伐って、運んで、販売してくれる人がいる。
ピザ釜作りで必要なレンガ、
旅先で泊まる場所、ガソリンスタンド、
海で泳ぐための安全管理だって、みんな誰かが関わっている。

私たちは、見えないたくさんの人たちと繋がって生きている。
お金はその「つながりのバトン」みたいなものなんだと、改めて感じた。
だから、「お金があるからできる」のではなくて、
「人がいてくれるからできる」。
その人たちとの繋がりを大切にしたいと思った。
豊かさって、数字やモノの量だけじゃない。
誰と、どうやって、どんな気持ちで生きていくか。

自給的な暮らしを目指す私たちにとって、
改めて「お金」と「人」と「豊かさ」の関係を見つめ直す、
とても大事なヒントをもらえた一冊でした。
最後に
「お金は道具。けれど、その使い方一つで、世界の見え方が変わる」
そんな気づきをくれた『君のお金は誰のため』。
子どもたちにも、いつか読んで欲しいな。
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