〜手作りティッシュで気づいた、優しい暮らしのカタチ〜
「ティッシュ、ちょっと使いすぎかも?」そんな気づきがきっかけでした
ある日、またひとつ箱ティッシュが空っぽに。
子どもがいると、特に使う頻度が高くなりますよね。
取り出して、使って、捨てて…のくり返し。
ふと、「これってどのくらいの頻度で買ってるんだろう?」と考えてみたら、
なんと月に3〜4箱、年間で40箱近く!
使い捨てているのはティッシュだけじゃなくて、
お金も、資源も、気づかないうちに手放していたのかもしれません。
「布ティッシュ」ってなんだろう?本で見かけてピンときた
何かもったいないな…と思いながらも、汚れたら拭かなきゃいけないし…とモヤモヤしながら使っていたティッシュ。
そんなとき、図書館で読んだアズマカナコさんの本にあった「ティッシュ代わりに布を使う」というアイデアに出会いました。
ティッシュを布で代用するなんて、最初はちょっとびっくり。
でも、なんだか面白そう!
家にある古着や赤ちゃんの頃のガーゼハンカチ、子どもがもう着なくなった服。
「これ、切ったらティッシュになるかも?」
そんな軽い気持ちで、わが家の手作り布ティッシュ生活がスタートしました。
【やってみた】布ティッシュの作り方と使い方
材料は、古着屋やガーゼなどの柔らかい布。
柔らかさと吸水性がある素材がおすすめです。
TシャツやタオルでもOK!
作り方
1.布を10cm〜15cm四方にざっくり切るだけ。
2.切った布は、空き瓶や空き箱に入れて取り出しやすく。
3.使用後は軽くすすぐか、つけ置きしておいて、そのまま洗濯機へポイ!
こんな時に使えます
- 鼻をかむ
- 手をふく
- 子どもの口周りを拭く
- ちょっとした汚れを拭く
- 掃除用としても活用!
肌ざわりが優しいので、子どもの鼻風邪の時期にも大活躍しています。

特に綿100%で、譲れないほどクタクタになった子ども服は、布ティッシュの材料にぴったり。
わが家では素材が多すぎて、使い捨て感覚でそのまま捨ててしまうこともあります。
節約効果は?どれくらいおトク?
以前は月にティッシュを3箱(約300円)使っていたので、年間でおよそ3600円。
布ティッシュにしてからは、そのほとんどが不要になりました。
いきなり完全移行は難しいので、わが家では紙ティッシュの横に布ティッシュも置いています。
外出用や来客時、またパパや子どもたちが紙ティッシュを使うこともありますが、それでも買う頻度は大きく減りました。
かさばるティッシュを買いに行かなくて良いと、時間と気持ちにゆとりが生まれました。
子どもと一緒に作る「ティッシュタイム」
古着をハサミで切っていると、子どもたちが寄ってきて「何してるの〜?」
「これって、ぼくのシャツだったやつだ!」と、ちょっとした思い出話にも。
布を選んだり、カゴや瓶に詰めたり、こういう作業って意外と子どもが大好きだったりします。
”工作みたいで楽しい時間”を一緒に過ごせるのも、布ティッシュのいいところ。
布ティッシュにしてよかったこと
- 肌ざわりが優しくて、鼻が荒れにくい
- ゴミが減って、ゴミ出しがラクに
- 買い物が減って気持ちに余裕ができた
- 節約なのに、我慢ではなく”豊かさ”を感じる
- 「自分でまかなえる」という小さな自信と満足感
まとめ ”使い捨て”を見直すだけで、暮らしはちょっと自由になる
布ティッシュにしたからといって、完璧なゼロウェイストを目指しているわけではありません。
でも、ほんの少し「使い捨て」を見直すことで日々の消費をゆるやかに手放すことができました。
「買わない」ことが目的ではなく、
”自分で作る楽しさ”や”工夫する暮らし”を取り戻すきっかけになれば嬉しいです。
まずは、数枚の布を切ってみるところから。
きっと、いつものティッシュとは違う”やさしい気持ち”に出会えるはずです。
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