自然菜園の知恵で育てる!ぐるぐる自然菜園プランターと”ケーキみたいな土”の話

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ベランダで始める「ぐるぐる自然菜園プランター」

この春、わが家のベランダにやってきたのは「ぐるぐる自然菜園プランター」。

竹内孝功さんが提案する、土を捨てずに繰り返し使える、リレー栽培の家庭菜園プランターです。

今回まいた種は…

  • キンカントマト
  • ハヤヒカリ(豆)
  • 黒豆
  • ジェノベーゼバジル
  • ホーリーバジル
  • ネギ(買ってきたネギの根元を再利用)

芽が出てくるのが楽しみで、毎朝ついのぞき込んでしまいます。
土から顔を出す芽の可愛さは、何度見ても飽きのない、小さな感動です。

種の紹介〜種交換会で繋がった命〜

今回使ったのは、「種交換会」で出会った、大切に守られてきた固定種や在来種のタネ。

農家さんや市民の方々が代々受け継いできたタネを手渡してもらうことで、私も”種をつなぐ”リレーの一員になれた気がしました。

「この小さなベランダから、種を未来へつなぎたい。」

そんな想いを込めて、ひとつひとつ丁寧に育てていきます!

以下は、それぞれのタネについて調べたことと、つないでくれた方々の思いです。

キンカントマト

大阪・北摂地域で長年守られてきた、幻の在来種トマト。
育てる環境によって味や形が変わる”個性派”で、農薬や化学肥料に頼らず育ちます。
市民の手で受け継がれてきた「市民種」とも呼ばれ、今では絶滅の危機にある貴重な固定種です。

ハヤヒカリ(豆)

北海道を中心に栽培されていた大豆の品種。
粒揃いが不均一で、ヘソが黒いことから市場ではあまり好まれなかったそうですが、味の良さに惚れ込んだ生産者の方が作り続けて繋いでくれた、知る人ぞ知る美味しい豆です。

黒豆(品種不明)

近所のおじいさんから受け継いだという、正確な品種名はわからない黒豆。
若採りすれば枝豆としても楽しめる、”一粒で二度おいしい”豆です。

ジェノベーゼバジル

イタリア原産の香り高いバジル。
やわらかな葉はバジルペーストにピッタリで、家庭菜園でも人気のある品種です。

ホーリーバジル(トゥルーシー)

アーユルヴェーダでも”聖なるハーブ”とされるバジルの仲間。
スパイシーな香りはハーブティーやガパオライスなど、料理にもピッタリ。
生命力が強く、プランターでも元気に育ちます。

「ぐるぐる」ってどういう意味?

「ぐるぐる自然菜園プランター」の最大の魅力は、野菜を絶え間なく育て続けられる循環栽培ができること。

特徴は3つ!

1.相性のいい野菜同士をリレー栽培
混植・連作の工夫で、病害虫を抑えながら育てられます。

2.プランターの中で自然に土づくりが進む
微生物が活性化し、土がどんどん豊かに育ちます。

3.土を捨てずに繰り返し使える
”買わない暮らし”を目指す人にもピッタリの仕組み。

家庭菜園初心者にもやさしく、「持続可能な家庭菜園」が実現できる。
まさに、ベランダから始まるサステナブルライフです。

「自然菜園」を学ぶならこの一冊!

もっと深く知りたい方には、竹内孝功さんの書籍がおすすめ!
雑誌『野菜だより』の連載をまとめた一冊で、QRコードから動画も視聴可能。
初心者にもわかりやすい内容です。

『プランターで育てる ぐるぐる自然菜園』
家庭でもできる自然栽培の知恵が満載。

  • 三層構造の土づくりメソッド
  • 底面給水プランターで水やりラクラク
  • 畑以上の収穫を目指せる
  • 土を捨てずに何年も使える

自然とともに野菜を育てたい人のバイブルになること間違いなしです。

熟畑を目指して。”ケーキみたいな土”を手作り

ぐるぐる自然菜園プランターの土づくりは、まるで何層にもなる「大きな土のケーキ」を作るようでした。
ちょうど同じ日に、次男は保育園で砂のケーキを作ってきたそうです。

使用した素材

  • 腐葉土
  • 赤玉土
  • 金の土
  • 発酵油かす
  • ゼオライト
  • もみ殻くん炭
  • バッドグアノ

バケツで計り、テミで混ぜて、層にしてプランターに重ねていく…。
ふんわり、しっとり、ずっしり。
指先から土の感触が伝わってきて、無心になれるような時間でした。

水を少しずつしみ込ませると、まるでドリップコーヒーのよう。
去年の袋栽培と比べて、保水力や排水性の違いにも今から楽しみです。

種をまくだけ。でも、それが特別

土をつくって、種をまく。
たったそれだけのことなのに、心がふっと整っていくような気がする。

久しぶりに感じた土の匂い。
芽が出るのはまだ先だけれど、静かに命が動き出している。
そんな時間を味わえるのも、ぐるぐる自然菜園プランターならではだと思います。

ベランダから始まる、わたしの「暮らしの循環」

この小さなプランターから始まる、自然とのつながり。
特別なプランター菜園が、私の暮らしの大きな楽しみになりそうです。

これから芽が出て、葉が広がって、実がなって、また次の野菜へ。
”ぐるぐる”と巡る命のリズムを、わが家のベランダで感じながら育てていきたいと思います。

最後に

育てた様子は、またブログで少しずつレポートしていきます。
「ぐるぐる自然菜園プランター」、気になった方はぜひチェックしてみてください。

\無理なく、楽しく、自然に育てる。わたしの自然菜園チャレンジ、これからも続きます!/

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