「ポイ活」いえばポイント活動を思い浮かべますが、私の中ではちょっと違う意味。
好きな本の著者・良原リエさんが、食べた果物の種をポイっと土にまくことを”ポイ活”と呼んでいて、その考えがとても気に入っています。
BBQで食べたすももや、お店で食べた杏仁豆腐のトッピングのぶどう。
種をまいてみたけれど、残念ながら芽は出ず…。
でも先日いただいたビワを食べたとき、再び「ポイ活」してみよう!と挑戦することにしました。
次男と一緒に「ビワの種ポイ活」開始
種まき大好きな次男。
「みんなのビワの種ちょうだい!」と家族の分をせっせと集めてくれました。
今回はちょっと工夫して、キッチンペーパーで発芽させてから植える方法に挑戦。
ビワの種は茶色い皮に包まれていますが、爪で少しかじかじすると…ペリッと気持ちよく剥ける!
中からは、つるんとした薄緑色の美しい種が現れました。

それを濡れたキッチンペーパーに包み、1日1回様子を見ながら発芽を待ちます。
(以前は寒い時期だったので、ポケットに入れて”赤ちゃんを温めるように”育てたこともありました。その名も「ポケット栽芽法」。)
今回は夏。自然の温かさに任せて、ただ置いておくだけです。
ぐんぐん芽吹く!
6月23日 キッチンペーパーで発芽開始


6月30日 出てきた「つの」みたいなものを下にして、土に植える

7月14日 一つの種が割れてしまった…と思ったら、そこから葉っぱが出てきそうでびっくり。

7月24日 さらに成長。

そして8月16日、どんどん大きくなってきました。

次男はというと、発芽に感化されて、なんと粘土で種を作る遊びをするほど(笑)
本当に「種」が好きなんだなぁと微笑ましくなります。

実がなるのは10年後?でも葉っぱも宝物
ビワはタネから育てると、実がなるまでに8〜10年ほどかかるそうです。
0歳の末っ子と同い年で育て始めたから、「実がなる頃にはもう10歳かぁ…」と未来を思うと何だかワクワクします。
しかもビワは実だけでなく、葉っぱも自然療法で大活躍。
お茶にしたり、湿布にしたり、使い道がいろいろ。
だから実がなるまで気長に待ちながら、葉っぱもありがたく使っていきたいな。
食べた実の種から芽がでるワクワク
ただ食べて終わりではなく、種をまいたら芽が出る。
それだけのことなのに、胸がドキドキするような感動があります。
「いつか大きく育って、庭で木陰を作ってくれるかな?」
「実がなる頃、子どもたちはどんなふうに成長しているだろう?」
そんな未来を想像しながら、今日も小さな芽を見守っています。
わが家の”ポイ活”。これからも楽しんでいきたいです。
🌱まとめ
- 食べた果物の種をまく=ポイ活!
- ビワは発芽率が高く、子どもと一緒に楽しめる
- 実がなるのは10年後。でも葉っぱも役に立つから◎
- 食べた種から芽が出るだけで、暮らしがちょっと豊かになる
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