風邪をひきました。
なんとなく体が重いなぁと思っていたら、夜には熱が38.1度。
子どもの風邪がうつったかな?
次の日には37度台をウロウロ。動けるけど、だるくてしんどい…。
でも、ママは寝ていられません。
子どもたちは容赦なく元気だし、やることは山積み。
「早く元気になりたい!」
そんな時に、ふと頭に浮かんだのが…
こんにゃく湿布!
こんにゃく湿布ってなんだっけ?
そういえば、自然療法の本でよく見かける
「こんにゃく湿布」。
「冷えにいいよ」「内臓を温めると調子が良くなるよ」とは聞くけど、正直、ほんとかな?と思ってました。
でも、藁にもすがる思いで、試してみることに。
これ、なんだか七夕にお願い事を書くと叶うようなワクワク感があるんですよね。不思議と。
やり方はかんたん
1.冷蔵庫からこんにゃく(普通の板こんにゃく)を取り出す
2.お鍋で15分ほどグツグツ茹でる

3.熱々のこんにゃくをタオルでしっかり包む

4.仰向けになり、肝臓のある右脇腹や、丹田(おへその下あたり)に当てる

30分そのままじーんわり。
これが…気持ちいい!!
思っていたよりこんにゃくが熱くてびっくり。
でも、タオル越しの温かさが、温泉に入っているみたいに体にじわ〜っと染み込む感じ。
岩盤浴みたいに、体の芯から温まっていく感覚。
背中も、左脇も!
30分お腹を温めたあと、こんにゃく湿布を温め直して背中(腎臓あたり)も同じく30分。
最後は左脇を冷やして終了。
終わる頃には、食欲が戻ってきたし、呼吸もしやすくなってる!
「気のせい?」って思うけど、いやいや、気のせいでも効けば勝ち!
子どもがいると、自分の体調を後回しにしがちだけど、こうやってほんのちょっとでもラクになれる方法があるのは、本当にありがたい。
3時間後、まさかの展開
熱を測ったら、36.6度。
えっ、下がってる!?
あれだけだるかった体が、少し軽くなってる気がする!
なぜ効くの?こんにゃく湿布のしくみ
調べてみたら、こんにゃく湿布が効く理由は….
- 湿熱(しつねつ)がじんわり体の奥まで届くから
- 血行促進&代謝アップ
- 内臓(特に肝臓・腎臓)の機能を助ける
- デトックス(老廃物の排出)にもつながる
- リラックス効果で、自律神経が整いやすくなる
ということで、「冷え性」「疲れ」「風邪」「なんとなく不調」の時に、実はぴったりなケアなんだとか。
こんにゃくは97%が水分。
一度温めると冷めにくく、湿熱がじわ〜っと体に浸透してくれるのが、乾熱(カイロや湯たんぽ)との違いなんですって。
おわりに:手軽にできる、自然の力
病院に行くほどでもないけど、つらい時。
薬をなるべく使いたくない時。
子どもが寝た後の1時間ほどで、自分の体にそっと手を当てるようにできる「こんにゃく湿布」。
嘘か誠か、自然の力ってやっぱり侮れない。
体がポカポカになると、気持ちも前向きになってくるから不思議です。
「また風邪ひいたら、これやろう」
そう思えるだけでも、ちょっと安心。
補足:こんにゃく湿布の注意点
- 熱すぎるので、火傷に注意!(しっかりタオルで包んでね)
- 同じこんにゃくは3〜4回使えます。保存は冷蔵庫で。
- 小さなお子さんには温度調節をしっかりしてあげてくださいね
昔ながらの知恵って、本当にすごい。
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