自然栽培と子育てが教えてくれること

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自然栽培の本を読んで感じたこと

ミツバチの行動を見ていると、ふと不思議な気持ちになることがあります。
彼らは「自分のため」ではなく、集団全体のために動いているように見える。
迷いなく、ひとつの目的に向かって協力し合っている姿には、”個”という意識さえないような不思議な感覚。

自然栽培の本を読んでいたとき、そんなミツバチの姿と自然の在り方が重なって見えてきました。

雑草も、虫も、病気も、人の目には「邪魔」「害」と映るけれど、実はそれぞれに理由があり、役割があるという考え方。
見えないところで全体のバランスをとりながら、自然は自然のまま調和しているらしい。

でも、私たちは「自分」と「その他」を分けて考えてしまう。
だから、草が、虫が、病気が、自分にとって「敵」に見える。
まるで、生存競争の相手のように感じてしまう

でも、自然栽培の考え方を取り入れてみると、草も虫も病気も、そこに必要があって現れている。
それを敵とせず、意味を見つめることからはじまる。

子育ての中でも感じる、”自分”から”つながり”へ

最近、子どもが少しずつ私の手を離れて、外の世界へと歩み始めています。
学校に行き、友だちと関わり、家族以外の誰かと過ごす時間が増えていく中で、気づいたことがあります。

「親だけでは、子どもの幸せを守りきれない」と。

社会が良くならなければ、安心して暮らすことも、健やかに育つことも難しい。
だからこそ、”個”だけでなく、”社会”や”自然”とのつながりをもっと大事にしたいと思いました。

ミツバチのように、自然の一部として生きる感覚。
自然栽培が教えてくれる、全体を見つめる視点。
子育ての中でも、それがとても大切なヒントになるような気がしています。

おわりに

目の前の「困ったこと」や「思い通りにいかないこと」も、もしかしたら全体を調整するために起きているのかもしれません。
そんなふうに自然の視点で見てみると、少しだけ心が柔らかくなりました。

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