小さなプランターから未来の畑へ

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海苔小屋の隣に、畑だった場所があります

パパが改装している海苔小屋の隣に、かつて畑だった場所があります。
そこには、金柑と、名前も知らない一本の木が、仲良く並んで立っています。

いつか、家族で移住できたら。
この場所に、また畑を作りたい…
そんな夢があります。

果樹を育ててみたい

みかん、ブルーベリー、りんご…
想像するだけで、わくわくが止まりません。

でも調べてみると、果樹は剪定をした方が良いこと、そして農薬を使うのが当たり前という事実に出会いました。

できれば、農薬は使いたくない。
少量だけでも、自然のままに育てられないだろうか。
形が悪くても、味がちょっと落ちても、それでもいい。

出会ったのは、『奇跡のリンゴ』

そんな中で出会ったのが、石川拓治著・絶対不可能を覆した木村秋則さんの記録『奇跡のリンゴ』。

農薬も、肥料も使わずに、
りんごを育てるまでの、長い長い道のりが綴られていました。

自然の力を信じて、諦めずに挑み続けた木村さんの姿に、胸が熱くなります。

続けて読んだ
『あなたの人生に「奇跡のリンゴ」をつくる本』には、こんな言葉がありました。

あなたのベランダの小さなプランターから、世界は変わるのです。

ぐるぐる自然菜園プランターから始める

農薬も、化学肥料も使わずに、
ただ、自然の恵みにまかせて、野菜を育ててみること。

そんな暮らしが、私にもできるかもしれない。

今、私は「ぐるぐる自然菜園プランター」で野菜を育てています。
小さな世界の中に、確かに命の力が宿っていて….
見ているだけで、心が満たされます。

子どもたちと、育てる未来

木村さんは、こんなふうにも教えてくれました。

「野菜というのは正直なもので、こちらがかけた愛情に応えてくれます。愛情をそそげばそそぐほど、いい野菜ができるのです。」

子どもたちと一緒に、小さな命を育てる。
かけた愛情が応えてくれる体験は、子どもたちにとっても、きっとかけがえのないものになるはずです。

思い描く、未来の畑

未来の畑には、こんな風景を描いています。

金柑の隣には、ユスラウメ。
春には淡いピンクの花が咲いて、お花見をして。
6月には、赤い実をほおばる。

ブルーベリーも育てたい。
夏には、ぽつぽつふくらんだ実を指先でつまんで。
こどもたちは、紫色の口で庭を走り回ります。

そして、
子どもたちが「これがいい!」と口を揃えた、ぶどう。
パパがパーゴラを作ってくれて、そこにぶどうのつるをのばして。

パーゴラの下、ぶどうの葉陰で涼みながら、
家族で味わうその実を、今から夢見ています

「難しそうだな」と思っていたことも、
木村さんの本に出会って、
「やってみよう」と思えるようになりました。

ゆっくり、でも確かに始める

虫を探したり、新しい種をまいたり。
収穫のたびに、小さな収穫祭を開いたり。

自然とともに家族で育てる畑は、きっと、
「食べる」ためだけではなく、
「生きることの幸せ」を育てる場所になる。

未来も、きっと、面白い!
そんな気がしています。

ここから、ゆっくりと、始めていきます。

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