ずっと憧れていた”人と自然が支え合う暮らし”。
そんな理想の景色に、家族みんなで出会いました。
ずっと、探していた景色に、今日、出会った。
「絵本の村」みたいな場所。
「きらくる村」みたいな暮らし。
沖縄や北海道のエコビレッジの話を耳にするたび、人と自然が調和し、みんなで支え合って生きる暮らしに憧れてきました。
「行ってみたいな。」
何度も、そう思ってきました。
そんなある日。
移住予定地の近くに、「村づくりをしている人がいるらしいよ」と耳にしました。
パパが先に紹介してもらい、笑顔で帰宅。
「すごくよかったよ!」
と嬉しそうなパパを見て、子どもたちも連れて、訪ねてみることにしました。
そこは、まさに憧れの”村”
優しい笑顔で迎えてくれた、村をつくっているおじいさん。
どこまでも広がる青空。
そよそよ吹き抜ける心地いい風。
ぶんぶん飛び交うミツバチ、
ひらひら舞うちょうちょ、
ぴょんと跳ねるカエル。
普段の生活ではなかなか出会えない生きものたちに、子どもたちは大はしゃぎ!
「見て!ハチさんだよ!」
「カエル、いたよー!」

ブランコに乗れば、ふわりとミントの香りに包まれて。
ピザ釜、ドラム缶風呂、コンポストトイレ、大きなテーブルと椅子…。
改装中の海苔小屋にも取り入れたいなと思っていたものが、そこかしこにありました。
手づくりされた小さな建物たち、とても可愛くて、思わず胸がキュンとなります。
パパも、DIYの相談を楽しそうにしていました。
「あそこに棒が見えるでしょ?
この前、みんなで井戸を掘ったんだよ。
結局、水は出なかったけど、
お祭りみたいに楽しかった!」
そんな話を聞きながら、
この場所には、自然と共に生きるあたたかさや、
人と人が支え合う力、
目に見えない大事なものが、息づいていると感じました。
ここはまるで秘密基地
「また、来てね。」
そう言ってもらえたことが、何よりもうれしかった。
また、来よう。
そう思える場所ができるって、
心に小さな灯りが灯るような、そんな安心感をくれる気がします。
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