ぐるぐる自然菜園プランター2個目完成!
忙しい日々でも、土にふれる時間がくれる小さな贅沢
春の柔らかな日差しの中、2個目の「ぐるぐる自然菜園プランター」が完成しました。
前回はあれこれ悩みながら手を動かし、気づいたら1時間半もかかっていた土作りも、今回はわずか20分ほど。
手順を体で覚えると、作業がぐっとラクになりますね。
「もっと作りたいなぁ」と思ったけれど、残念ながらベランダにはもうスペースがなく…。
それでも、限られた小さな空間で始める菜園のある暮らしは、やっぱり豊かです。
ぐるぐる自然菜園プランターとは?
「ぐるぐる自然菜園プランター」は、相性の良い野菜をリレー栽培しながら、絶え間なく野菜を育て続けられる循環型のプランター栽培方法です。
使用する土の素材にもこだわり、腐葉土や赤玉土、金の土、発酵油かす、ゼオライト、もみ殻くん炭、バッドグアノなどを組み合わせています。
竹内孝功さんの著書『プランターで育てるぐるぐる自然菜園』を参考にすれば、初心者でも簡単に始めることができます。
時間とともに微生物が土を育て、植物を育て、やがてまた土に還っていく…
その小さな「ぐるぐる」の循環が、子どもたちにとっても自然な学びとなってくれるでしょう。
今回まいた種は、ニンジン・カブ・豆たち

小さなプランターで、旬の野菜を育てる喜び
リトルフィンガーニンジン(たねの森)
プランターでも育てやすい、かわいらしいミニサイズの人参。
家庭菜園初心者にもおすすめで、サラダやピクルスにぴったり。
金町小かぶ(メルカリ)
江戸時代から親しまれてきた伝統野菜で、真っ白で艶やかな姿が特徴の固定種。
浅漬けはもちろん、丸ごとスープに入れてもOK。甘みもしっかり。
葉っぱも炒め物やふりかけにすれば、無駄なくおいしく楽しめます。
固定種だからこそ味わえる、深い香りと風味
枝豆(メルカリ)
固定種の枝豆。
収穫したてを塩茹でして、ビールのお供に。まさに季節のご褒美。
茶豆(種交換会)
香ばしくて甘みのある、風味豊かな茶豆は、枝豆の中でも特に人気。
茹でてそのままはもちろん、豆ご飯やポタージュスープにもおすすめです。
育ててみたら枝豆と同じように育てやすかったとのこと。
黒石豆(種交換会)
正式には「黒千石大豆」と呼ばれる、北海道の在来種。
一時は栽培が難しく絶滅寸前だったものの、現在では健康効果が注目され、静かな人気を集めています。
煮豆や豆ご飯、サラダのトッピングにもぴったり。
小さな豆の中に、たっぷりの栄養と歴史が詰まっています。
おまけ:カラスノエンドウ(家の近く)
最近、散歩中に草花を見つけては持ち帰るのがブームな次男。
ある日、黒く熟したカラスノエンドウの豆を見つけて、家に帰るなり一目散にベランダへ。
そのままプランターに入れて、そっと土をかぶせていました。

おわりに:小さな一鉢が、季節とつながる窓になる
「野菜、できた?」と、子供達がのぞきこんでくる。
種をまいたばかりだから、今日はそっと見守るだけ。
でも、そんな時間こそが、何よりの贅沢かも。
ぐるぐる自然菜園プランターは、狭いベランダでも、忙しい毎日でも、季節とちゃんと繋がれる楽しみのツール。
今日も土にふれて、わたしの日常が、ほんの少しだけ豊かになりました。
おまけ:一つ目のプランターからの小さな便り
第一弾で植えたキンカントマト、やっと芽を出してくれました!
「幻のトマト」とも言われているそうで、どうしても芽を出してほしくて、「あったかいから出ておいで」「目を覚ましてー」と声をかけた…次の日、ひょっこり顔を出してくれたのです。小さな奇跡のようで、本当に嬉しかった。

黒豆とハヤヒカリはグングン成長中。これからの変化が楽しみです。

ジェノベーゼバジルも、ようやく小さな芽を出しました。まだとても小さい。可愛くてみているだけで癒されます。
ホーリーバジルは…まだ眠っているみたい。気長に、春のあたたかさを一緒に待とうと思います。
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