ベランダで咲いたボリジの花。子どもと作る”心が喜ぶおやつ”

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春の日差しの中、ベランダのプランターで育てていたボリジ、チャイブ、いちごの寄せ植え。

その中で、種から育てていたボリジが、ついに青く可憐な花を咲かせました。

初めて見たボリジの花は、咲き始めこそ淡いピンク色。
だんだんと、澄んだ青色に変わっていきます。

その色の移り変わりを、毎朝ベランダで眺められるのは、小さな贅沢。
土と太陽と水と、ほんの少しの手間だけで、こんなに豊かな時間がやってくるんだなぁ。

食べられる花「ボリジ」で、おしゃれおやつ

実はこのボリジの花、エディブルフラワー(食べられる花)として、料理やおやつに使えるんです。

試しに、米粉のパンケーキの上にそっとのせてみました。
お花の味は…正直、よくわかりません(笑)。

でも、見た目がとっても可愛くて、なんだか気持ちまで晴れやかに。
食べるお花って、それだけでちょっと特別な気分になります。

絵本みたいな「お花のクッキー」を子どもたちと一緒に

『草と花のカラフルおやつ』という絵本に出てくる、「野原のクッキー」。

いつか作ってみたいと思っていたけれど、身近な野草や花は安全性が心配で、なかなか手が出せずにいました。

でも、自分で育てたボリジの花なら安心。
花のガクを取る作業は少し手間かな…と思っていたのですが、なんと3歳の次男でもちゃんとできました!

小さな指でそっとガクを持ち、「できたよ!」と笑顔で見せてくれる姿に、ほっこり。
不格好だけど、心のこもったお花がのったクッキーが焼き上がると、なんだか心まで嬉しくなるようなおやつになりました。

味も素朴で美味しくて、子どもたちにも大好評です。

ボリジのエディブルフラワークッキーの作り方

材料(お好みの分量でOK)

  • お好きなクッキー生地
  • 食用に育てたボリジの花

作り方

ボリジの花の下ごしらえ
咲いたばかりのボリジの花を摘み、ガクを丁寧に取り除きます。

花びらだけになったら、軽く水洗いし、キッチンペーパーで水気をとっておきます。

クッキー生地を作る
いつものクッキー生地を作ります。
型抜きでも丸めてもOK。

お花を飾る
天板に並べたクッキー生地にボリジの花をそっとのせて、軽く押し付けるように貼り付けます。

焼く
いつも通りの焼き時間・温度で焼いてみましたが大丈夫でした。(オーブン180度15分)
花の色は少し変わりましたが、それも自然で素敵♪

仕上がりは…

焼き上がったクッキーには、青い星のような小さな花がそっと咲いているような仕上がりに。

お花の味は目立ちませんが、見た目の可愛さと気持ちのときめきが嬉しいおやつです。

チャイブは、朝の味噌汁に

一緒に寄せ植えしていたチャイブは、朝の採れたてを味噌汁に

刻んだ瞬間、ふわっと広がるやさしいネギの香り。
ネギよりも柔らかく、子どもたちにも食べやすい味です。

ちょっとした薬味だけど、「自分で育てた」というだけで、特別な一椀に。

おわりに:ベランダから始まる、小さな自給生活

エディブルフラワーなんて、どこか遠い世界の話に思っていたけれど、
種から育てたボリジの花で、日常が豊かになりました♪

育てて、咲いて、眺めて、味わって、家族と笑う」。

ベランダのプランターから始まる、小さな自給の循環。

毎日がちょっとだけ、楽しくなる体験でした。

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