海苔小屋の横に、ウッドデッキを作りました。
実は、まだリビングは完成していません。
でも、どうしてもこの「中だけど外、外だけど中」みたいな空間が欲しくて。
BESSの家にあるような、外と内の間にある”遊びの空間”。
それは、ただの通り道ではなくて、「ここで過ごしたい」と思える場所。
子どもたちがゴロゴロしたり、おやつを食べたり、風を感じながらぼーっとできるような、そんな場所。
だからこそ、リビングの完成を待たずに、まずはウッドデッキを作ることにしました。

木を選び、塗って、組み立てる
外、それも海の近く。
風も雨も日差しも、容赦なく木を劣化させる場所です。
だから、塗料にはこだわりました。
使ったのは『キシラデコール』。防虫・防腐・防カビの性能があって、外部用として定評があるやつ。
木の質感を残しながら守ってくれるのが、頼もしい。
DIYの良さは「また自分で直せる」こと
自分でつくるというのは、完成の喜びもひとしお。
でもそれ以上に、「壊れてもまた直せばいい」と思える安心感があるのが、いい。
失敗してもいい。失敗しても自分たちのものだから。
きっとこれから、陽ざしで色褪せたり、子どもたちが遊びで傷つけたりすると思う。
でもそのたびに、また塗って、直して。
そんな風に手をかけながら、少しずつ味のある場所になっていくのかなぁと想像しています。
葦簀(よしず)を乗せたら、風がやさしくなった
ウッドデッキが完成して、上に葦簀(よしず)を広げてみました。
それだけで、空気がぐっとやわらかくなって、驚くほど涼しくなりました。

強い日差しを和らげてくれるだけじゃなくて、どこか懐かしい風景を運んできてくれるような感じ。
葦簀の木漏れ日が、まるで縁側にいるような気分にさせてくれます。
「中でもない、外でもない空間」に、さらに”夏の居場所”ができました。
「リビング未満」のこの場所で
まだ、リビングはできていません。
でも、このウッドデッキに出て畑を見渡せば、風が気持ちよくて、「ここでいいか」と思えてしまう。
外なのに、どこか家のような安心感。
でも家じゃないからこそ、自由に過ごせる場所。
この「リビング未満」の場所から、私たちの暮らしの一歩が始まるような…
ワクワク♪
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