昨年、「コンポストをやってみたい!」と思い、何も知らないままワークショップに飛び込みました。
教えてくださったのは、五段農園の高谷さんとYACYCLEの杉山さん。
それからもうすぐ1年。ようやくコンポストについて少しずつ理解できてきました。
今日は、実際にやってみて感じたことをまとめます。
コンポストには「堆肥になるもの」と「ならないもの」がある
最初は「生ゴミをコンポストに入れれば、全部堆肥になる」と思っていましたが、そうではないことが分かりました。
我が家のコンポストは、質の良い完熟堆肥を作るタイプ。
この方法では、一次処理と二次処理の2つのステップが必要です。
一次処理(今ここ!)
生ゴミを専用の床材に入れて発酵させる段階。
虫やニオイはほとんど気にならず、ベランダでも快適にできます。
パイナップルの皮を入れた時だけ、さすがに甘い香りが漂ったのか虫が多かったです。でも、気をつければ大丈夫!
日々の管理はとても簡単!
- 生ゴミの水分を軽く切る
- コンポストに入れる
- 表面の床材を軽くまぶすだけ
手間がかからないから、忙しくても続けやすい!

二次処理(これから挑戦!)
一次処理でできたものを、さらに熟成させて「完熟堆肥」にする。
手間はかかるけれど、高品質な堆肥ができると聞いて、楽しみにしています!
失敗しても大丈夫!
自分で使う堆肥だからこそ、試行錯誤しながら作ることが大切。

私の夢は、海苔小屋に移住して隣の畑で野菜を育てること。
その畑で美味しい野菜を作るために、この完熟堆肥を使いたい!
ベランダコンポストをやって良かったこと
・ゴミが減った!
週2回出していたゴミが週1回に。
しかも、生ゴミがなくなったおかげで、ゴミ箱のイヤなニオイがしない!
・冷凍庫がスッキリ!
夏場は生ゴミを冷凍してパンパンになっていたけど、その必要がなくなった。
・「ゴミ」だったものが「宝物」に変わる!
これが一番ワクワクするポイント!
生ゴミを入れると、微生物たちが分解して、植物の栄養たっぷりの堆肥に生まれ変わる。
最初は「ゴミを減らすため」に始めたけど、今は「命が循環する楽しさ」を感じています。

もはやコンポストは、「イヤなものを消す箱」じゃなく、「生まれ変わりの宝箱」!
コンポストの中には「見えないペット」がいる!?
コンポストの中には、たくさんの微生物が住んでいます。
彼らがせっせと生ゴミを分解してくれるおかげで、堆肥ができます。
「最初は、微生物も赤ちゃんみたいなものだから、入れるものも赤ちゃんが消化できるようなものを入れてね」と教わりました。微生物のことを考えていると、だんだんペットを育てている気分に…。

「見えないペット」を育てていると、ありがた〜い気持ちになって、可愛く見えてくるから不思議。
だからこそ、油や塩分の多いもの添加物の多いものは入れたくないし、コンポストを大事にしたくなる。そして、自分が何を食べているのかを気にするようになりました。
次のチャレンジ:「堆肥にならないコンポスト」も始めたい!
完熟堆肥ができるコンポストは魅力的だけど、堆肥化するコンポストに入れたくないものもある。
例えば、油や塩分の多いもの。
そこで、Instagramでよく見かける「キエーロ」が気になっています!
色々なコンポストを組み合わせれば、もっとゴミを減らし、資源として活かせるかも!?
これからも試行錯誤しながら、ベストな方法を見つけていきたいです!
最後に:コンポストは「暮らしを変えるアイテム」だった!
最初は「生ゴミを処理するため」に始めたけど、今では「暮らしそのものを豊かにしてくれるもの」だと感じています。
- ゴミを減らせる
- ゴミ箱のニオイがなくなる
- 生ゴミが宝物(堆肥)になる
- 微生物と一緒に暮らしている感じがして楽しい
ベランダでもできるし、始めて良かったです!
これからも、もっとコンポストを楽しんでいきます♪
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