春が来ると、わが家の庭には勢いよく「ヨモギ」が顔を出します。

これまでは「たくさん生えているなぁ」と眺めるだけでしたが、今年は思い切って収穫して「草餅」を作ってみることにしました。
庭からの贅沢な贈り物
いざ「食べられる」と思って向き合うと、生い茂るヨモギがとてもありがたい宝物に見えてくるから不思議です。

庭中にたくさん自生しているので、今回は贅沢に「美味しそうな、綺麗な緑の柔らかい新芽」だけを厳選して摘み取りました。この選別作業ができるのも、自家製ならではの特権ですね。
丁寧な下準備で、鮮やかな緑を
摘みたてのヨモギを丁寧に洗った後は、重曹を少し入れて茹で上げます。

その後、ミキサーにかけてなめらかなペースト状に。
キッチンがヨモギの清々しい香りで満たされていく時間は、まさに至福のひとときでした。
家族で囲む、楽しいクッキング・タイム
生地は、上新粉と白玉粉をブレンドして。

丸める工程では、子どもたちが「やるやる!」と元気に参戦してくれました。
小さな手で一生懸命丸められたお餅たちは、どれも愛嬌たっぷり。
家族でわいわい言いながら手を動かす、そんな何気ない休日がとても幸せに感じられます。
蒸篭(せいろ)から立ち上がる湯気の幸せ
成形したお餅を蒸篭に並べて、一気に蒸し上げます。
蓋を開けた瞬間、凝縮されたヨモギの香りが湯気と共にふわぁっと広がりました。

蒸し上がった生地にあんこを包めば、「わが家初の草餅」が完成です。
出来立て、採れたての「贅沢」を噛みしめる
さっそく、まだ温かい出来立てをパクリ。

「……美味しい!」
口の中に広がるヨモギの力強い匂いと味。
市販のものとは比べものにならないほど、香りが濃厚です。
庭で摘んで、自分たちで丸めて、蒸したてを頬張る。
これ以上の贅沢は、なかなかないかもしれません。
自然の恵みに感謝して、心もお腹も満たされた最高のクッキング休日になりました。
また来年も、この緑の絨毯が広がる頃に、家族で丸めたいと思います。

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