庭の「困った」が「宝物」に変わる。ヨモギと仲良くなる春の暮らし術

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暖かな日差しとともに、庭のあちこちから顔を出すヨモギたち。

以前の私なら「あぁ、またこんなに生えてきて……」と、抜いても抜いてもキリがない生命力に、正直ため息をついていました。

でも、ある視点の変化で、その「困った」が「ありがたい」に180度変わったのです。

今日は、庭の雑草と仲良くなり、暮らしを彩るエッセンスに変えるヒントをお届けします。

「敵」として戦うのをやめてみる

庭の手入れを「作業」と思うと、どうしても雑草は排除すべき敵に見えてしまいます。

そんな私の心を軽くしてくれたのは、先日観た映画『杜人(もりびと)』の中の言葉でした。

「風になった気持ちで草を刈る」

「大地も息をしている」 

土を丸裸にするのではなく、風が通るように、大地が呼吸できるように手を添える。

そう思うと、あちこちから生えるヨモギも、この場所が生きている証拠のように思えてきたのです。自分勝手な解釈かもしれませんが、「困ったなぁ」と思いながら抜くより、恵みをお裾分けしてもらって「楽しい!」と感じる方が、ずっと健やかですよね。

解決策は「美味しくいただく」こと

増えすぎるヨモギへの一番の解決策は、暮らしの中に取り入れてしまうことです。

摘みたての香りを閉じ込める、失敗しない下処理のコツをまとめてみました。

【保存版】ヨモギの色と香りを生かす下処理

 摘む: 柔らかい新芽の部分を、宝探しをするように摘み取ります。

 洗う: 土や汚れを丁寧に洗い流します。この時間が、春の香りと触れ合う癒やしのひとときに。

 茹でる: 沸騰したお湯に塩と重曹を少々。ここがポイントです!2分間さっと茹でるだけで、アクが抜け、驚くほど鮮やかな緑色になります。

お鍋から立ち上がる「春、春、春!」と叫びたくなるような濃密な香りは、手仕事をした人だけが味わえる特権です。

「海苔小屋の味」としてストックする

茹でたヨモギは冷水にさらし、ギュッと絞ってからしっかり干してすり鉢で粉砕して保存します。

こうしておけば、一度に使い切れなくても、いつでも「春の味」を呼び出せる魔法の粉やペーストに。

これから、このヨモギを使ってパンを焼いたり、お菓子を作ったり……。

海苔小屋の台所から、どんな新しい味が生まれるか今からワクワクしています。

おわりに:視点を変えれば、庭は食材の宝庫

「困った雑草」も、見方を変えれば「自然からの贈り物」です。

もし皆さんの庭にもヨモギが顔を出していたら、
ぜひ一度、風になった気持ちで大地からの恵みを分けてもらってみてください。

きっと、春の訪れがもっと愛おしくなるはずです。

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